2004年 04月 21日
渡る男は馬鹿ばかり
ネットは容易に自分を騙ることができる。

ネットとリアルとで全然印象が違うなんてことはよくあることだし、ネカマやネナベといった言葉が存在することからも分かるように、性別すら普通に騙ることができる。自分の姿が見えないのをいいことに、好き勝手言いたい放題の世界である。でも、僕は猫。




チャットでネカマを装ったことがある>告白

暗い奴と思われないように念のため言っておくが、オレ一人で騙った訳ではない。友達同士で暇を持て余していた時、何か面白いことはないかと考えた結果の行動である。計画としては、散々チャットでアピールした末、カミングアウトした時の相手の反応を見ようという大胆にして卑劣なもの。今更ながら申し訳ない。男なんて皆バカなんです。

ネカマ名「ともこ☆」。宮城在住の女子高生。
パソコンを覚えたて、田舎育ちの純朴な少女というマニア万歳な設定にした。リアルな本名は覚えたて感をかもし出す。

もちろん口調は「ですぅ」や「(爆)」などを多用。裏で男四人はほくそえむ。戦場はツーショットチャットなる二人きりでゆっくり話せる所を選んだ。

かくしてターゲット現る。大学生の男。




>チャHしませんか?





あせる男四人。不測の事態だ。男vsともこ☆(男四人)のチャH。構成人員は全てオス。

ご存知でない方の為にチャHなるものを説明すると、お互いエロい質問なり自分の状況なりを相手に報告してそれぞれ自慰に励む行為…らしい。詳しいことは知らん。知りたくもねー。

四人で暫しの協議の後、どうせチャットだしと言うことと、むしろこれを好機と捉え、相手が爆発寸前の所でカミングアウトと言う最高の舞台を演出できる期待とで、結果このまま続行することにした。

純情だけど性に少し興味ある、そんなエロマンガの様な逸材を男四人で演じることになる。四人ともチャHは名前だけしか知らなかったが、見よう見まね、もしくは相手に聞くことでやってみることにした。



かくしてエロい質問の連続となった。

ともこ☆は純情な子なので、自分からはあまり質問しない。相手の質問に「はい」だの「ああ」だの「気持ちいい」だの言ってみる。


>もっと反応してくれない?


軽い殺意すら覚えたが我慢我慢。スープは煮込めば煮込むだけ美味しくなる。しかし、奴は追い討ちをかけてきた。


>…もう我慢できない。電話していい?


チャHって電話をかけるオプションがあるのか?ヤバイ。奴はマジだ。
動揺を隠し切れないともこ☆(男四人)。とりあえずともこ☆(男四人)は適当にはぐらかすことにした。



>ごめん、携帯持ってないの

>家の電話は?

>親がいるし

>いいじゃん、お願い!

>ダメだって

>何で?もうすぐなんだよ、オレ


何がもうすぐやねん。ともこ☆ピーンチ。
そろそろこの辺が限度、潮時。さあカミングアウトだ。


>つーかさー、オレ男なんだよね

>そんなことはどーでもいいから


やべ、超スルー。タイミングを誤った。いい訳だと思ってやがる。

本気で電話かけてやって怒鳴り散らしてやろうかとも思ったが、電話番号を知られると言うリスクが伴うので我々は泣く泣く撤退を選んだ。敗戦である。戦争は終わった。



【今日の教訓】
悪事は自分の身に返る。
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by bi-ya | 2004-04-21 14:35


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