2004年 12月 08日
ゲーム機市場の動向
先日、任天堂よりニンテンドーDSが発売された。また、12月12日にはSONYよりPSP(プレーステーションポータブル)が発売される。年末のクリスマス商戦最大の目玉勝負と成り得るであろうこの二つの携帯ゲームプラットフォームの戦い。個人的にとても興味深い勝負である。

任天堂とSONY、この二つの企業の戦いは15年以上にも及ぶ。

ご存知の通り、任天堂は次世代家庭用ゲーム機の舞台において、PS(プレーステーション)を展開するSONYに圧倒的な差をつけられて敗退した。しかしながらこのPS、当初は任天堂との共同研究の下、作られる予定であったことはあまり知られていない。計画が進むにつれて、任天堂が高度な技術を擁するSONYに吸収されることを危惧し、土壇場になって任天堂が裏切ったのだ。

そこで取り残されたSONYは、独自の技術、ノウハウ、販売ルートを構築し、ユーザーからの圧倒的な支持の下、現在までの地位を築き上げてきた。今回の戦いにはそうした二つの企業の因縁、背景がある。

さて、昨今の携帯ゲーム市場。任天堂は、家庭用ゲーム機の土俵では敗れはしたものの、携帯ゲーム機の土俵ではゲームボーイが他を寄せ付けないシェアを誇っており、ゲームギア、NEOGEO POCKET、ポケットステーション、ワンダースワンなどの追随を押し切り、未だその勢いは衰えない。そして今回、その王者はニンテンドーDSという新機軸の携帯ゲームを発表した。そして、その王者の土俵に敢えて再度挑もうとするのがPSPである。

国民性上、日本のゲーム市場においては一つのゲーム機に収まる傾向があるとよく言われる。自己主張の強い欧米は、自分の好きなゲーム機を固持するのだが、周囲との協調性を考える日本の風潮では、世間一般が選ぶゲームを好む。またソフト企業もそのような多くの顧客が見込めるゲーム機に対し投資を行い、自然と一つのものに落ち着く傾向であるということなのだ。

もう後がない任天堂、ゲーム機市場席巻を目論むSONY、この年末が勝負の一つの契機となるのは間違いないだろう。
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by bi-ya | 2004-12-08 14:27


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